育毛
- 男性の薄毛、脱毛の原因はDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンが過剰になることです。これにより毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体からヘアサイクルを乱す指令がでて、本来6年くらいあるヘアサイクルが1年くらいに短縮され、髪の成長期が短くなり、細い毛のまま抜けていきます。つまりこのDHTの働きを抑えることで脱毛を防ぐことができます。
内服ではフィナステリドとザガーロがこの作用をもち、ザガーロの方がより効果があると報告されています。
ただ、これらの薬剤には肥満や男性機能低下という副作用もあります。その場合は生薬成分でつくられた育毛サプリ(HGリライズ)を試してください。これは日本製で低価格、エビデンスに基づいた成分で配合されて医療機関のみで販売されております。
シャンプーは、今までミノキシジル様成分などが配合されたお値打ちなシャンプーをおすすめしておりましたが、かゆみがでたり、洗髪中に5分待つ必要があったりなどデメリットもありました。そこで、頭皮に隙間をつくって薬用成分を浸透させるというドラッグデリバリーシステム(ナノキューブテクノロジー)を用いたヘアケア用品HG N+シリーズ(シャンプー、コンディショナー、ローション)もお勧めします。こちらは男性女性ともに使用可能です。 - 女性の薄毛は全体に薄くなることが多く、今まで世界で初めて効果と安全性が認められた発売30年以上の実績があるパントガールという治療薬を使用しておりましたが、現在はパントガール成分にプラセンタ成分を配合したさらに贅沢で低価格な内服薬を勧めております。3~6ヶ月で効果がでてきます。植物成分で安全性を重視したHG N+シリーズのヘアケア製品(シャンプー、コンディショナー、ローション)もお勧めです。
- 男女兼用育毛治療
・HARG療法(育毛治療:男性女性)
日本医療毛髪再生研究会で、2006年から行われているヒト由来幹細胞培養上清液を利用した治療です。このHARG療法が当院でも施術可能になりました。(男性女性ともに可能) この幹細胞由来サイトカイン製剤は、20代のドナー1人から作成しており、生化学検査、ウィルス検査、ガンマ線滅菌処理を施した安全な乾燥製剤です。 これを100ケ所程皮内注射することで毛乳頭の活性、毛幹の成長、毛包の再生などを促し、発毛育毛を促進します。 月に1回を6回行うことで、数か月後に効果を実感し、その後も引き続き毛母細胞の活性は続くので発毛が見られます。希望によりその後の継続治療も可能です。 HARG療法は、2017年8月で3万人以上の実績があり、感染やアレルギーの報告はありません。また、発毛医療において10年以上の実績があるのはこのHARG療法のみです。
(副作用) 施術直後に頭皮の熱感、赤みを感じることがあります。
日本医療毛髪再生研究会監修のシャンプー、コンディショナー、ローション、サプリメントも合わせてご利用可能です。男性にも女性にもご利用可能です。
・男女兼用ヘアケアシリーズ(日本医療毛髪再生研究会認定商品)
ミノキシジルなどが脱毛予防として脚光を浴びておりますが、これは育毛治療になります。
最新の皮膚科学研究から生まれたDDS(ドラッグデリバリーシステム)技術ナノキューブを配合し、細胞間にすき間を作ることで育毛成分を角質層まで届けます。これにより発毛育毛を促します。 シャンプー、コンディショナー、ローション、サプリメントがありますが、HARG治療との併用、男性専用女性専用薬品との併用も可能です。ご相談ください。
男性 内服:
フィナステリド:プロベシアのジェネリック薬品、お値打ちです。
ザガーロ:プロベシアより効果があると報告されています。
どちらも1~2ヶ月で初期脱毛を起こすことがありますが、半年以上の継続服用で効果がでてきます。育毛シャンプー:
ミノキシジルと同様の働きをもつ育毛成分を配合したシャンプー、保湿、皮膚の柔軟性や弾力性を向上させる育毛に効果的な成分も多数配合、アミノ酸系界面活性剤を使用し、シリコン、石油系界面活性剤、合成着色料は不使用。お値打ちなシャンプーと思います。
育毛ローション:
リアップ(ミノキシジル5%)でおなじみのミノキシジルを7%、さらに内服ザガーロ成分、ストレスを緩和するオキシトシン、成長因子を含有するプラセンタも配合した贅沢な育毛ローションをお値打ちに提供しています。