泌尿器科・内科・皮膚科

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泌尿器科

生活の質の向上を目指す
泌尿器科

泌尿器科は、腎臓・尿管・膀胱・尿道といった尿路系や、男性の前立腺や精巣などの生殖器に関する疾患を診療する診療科です。
尿路結石、前立腺肥大症、膀胱炎、腎機能障害などの治療を行うほか、男性不妊や勃起障害なども対象となります。超音波検査や内視鏡検査を用いた診断、排尿に関する悩みや生活の質の向上を目指す医療を提供しています。

YAMADA FAMILY CLINIC

泌尿器科で診察する症状

尿路生殖器癌

前立腺癌

前立腺癌は、男性に特有の前立腺に発生する悪性腫瘍で、中高年以降に多くみられます。初期には自覚症状がほとんどなく、健康診断のPSA検査などで偶然発見されることもあります。
進行すると排尿がしにくい、尿の勢いが弱い、血尿が出るなどの症状が現れ、さらに進行すると腰や骨への転移による痛みが生じることもあります。

膀胱癌

膀胱の内側を覆う粘膜に発生する悪性の腫瘍で、主な症状は血尿です。痛みを感じない血尿が何度も見られることがあり、肉眼的血尿の30%に尿路がんが見つかります。病状が進むと頻尿や排尿時の痛み、残尿感などの排尿トラブルが現れることがあります。
喫煙が発症リスクとされ、特に中高年の男性に多くみられる病気です。

腎臓癌

腎臓にできる悪性腫瘍で、初期には自覚症状がほとんどなく、健診エコー検査で偶然発見されることが多い病気です。
進行すると血尿や腰・脇腹の痛み、腹部のしこりなどがみられることがあります。発症リスクには喫煙、肥満、高血圧などが関係しており、主に中高年層に多くみられるのが特徴です。

検査

画像検査

超音波エコー、採血、CT検査は当院で即日可能です。
MRI検査が必要な場合は、海南病院あるいは津島市民病院との連携でFAXで予約
病院へ検査に行って 後日当院で結果説明させていただきます。

日帰り前立腺生検

前立腺癌は人口の高齢化と食生活の欧米化によって急増しています。血液検査(PSA)で早期発見できることもあって最近は検診でもPSA検査が積極的に行なわれています。
PSA値に異常があった場合、前立腺癌の確定診断には前立腺の組織を採取して顕微鏡での病理組織学的検査が必要になります。当院では日帰りでの検査を実施しております。
検査は数分で終わりますが、検査後に抗生剤と止血剤の点滴をしていただきます。検診でPSAが4ng/ml以上の方はご相談ください。

排尿障害

頻尿

「尿の回数が多い」「すぐにトイレに行きたくなる」といった症状を頻尿と呼びます。一般的には、起床から就寝までのあいだに8回以上排尿する場合が目安とされています。また、夜間3回以上の排尿は、骨折率や死亡率が上昇するという報告があります。
頻尿は年のせいではありません、病気です。原因検索と治療で快適な生活を目指しましょう。

尿失禁

尿失禁とは、自分の意志に反して尿が漏れてしまう状態のことをいいます。つまり、排尿を自分でコントロールできず、意図せずに尿が出てしまう症状を指します。さらに、尿失禁の原因はたくさんあります。恥ずかしくて受診していない方が多いですが、原因検索と適切な治療でかなりの方が治ります。初診時に特に恥ずかしい検査はありませんので、お気軽にご相談ください。

残尿感

残尿感とは、排尿後に「まだ尿が残っている」「出し切れていない」と感じる症状のことです。実際に膀胱内に尿が残っている場合もあれば、実際には残っていなくても残尿感として自覚されることもあります。

尿勢低下

排尿時に尿の勢いが弱く感じられる状態をいいます。原因としては、膀胱から尿道への尿の通り道に障害がある場合や、膀胱の収縮が十分に働かない場合が考えられます。男性では加齢による前立腺肥大、女性では膀胱の筋力低下や子宮筋腫などが関係することがあります。放置すると尿が全く出なくなる尿閉や腎機能への影響が生じることがあるため、早めの受診が望まれます。

診察時は問診票を
お持ちください

こちらのPDFファイルを印刷・ご記入の上、診察時にお持ちください。

排尿障害問診票(PDF)

過活動膀胱

尿意切迫感、頻尿(1日10回以上)のある方は、過活動膀胱の可能性があります。
過活動膀胱は、尿をためる機能がうまく働かず、急に強い尿意を感じてしまう状態を指します。トイレが近くなる頻尿や、我慢できずに漏れてしまう切迫性尿失禁が特徴です。原因は加齢や神経の異常、ホルモンバランスの変化、生活習慣などさまざまで、男性女性を問わず発症します。生活の質に大きく影響するため、気になる症状があれば早めの受診がすすめられます。

診察時は問診票を
お持ちください

こちらのPDFファイルを印刷・ご記入の上、診察時にお持ちください。

過活動膀胱症状質問票(PDF)

間質性膀胱炎

間質性膀胱炎は、原因不明の膀胱の慢性炎症で、頻尿、尿意切迫感、膀胱の痛みなどが主な症状です。細菌感染が原因の「細菌性膀胱炎」とは異なり、尿検査で異常はみられません。診断は、症状の経過、膀胱鏡検査などで行われ、治療は薬物療法、膀胱水圧拡張術、ボツリヌス菌注入療法、生活指導、食事療法などを組み合わせて行われます。症状が悪化する飲食物や、精神的ストレス、冷えなどが関係することがあるため、生活環境を整えることも重要です。

尿路感染症

膀胱炎

膀胱の粘膜に細菌が感染して炎症を起こす病気です。主な原因は水分摂取不足や尿を我慢することなどです。このような習慣が続くと膀胱内に尿が長くとどまり、細菌が繁殖しやすくなります。
頻尿・排尿時の痛み・残尿感が典型的な症状で、女性は尿道が短いため発症しやすいのが特徴です。抗生物質の服用で多くは短期間で治ります。

前立腺炎

前立腺は膀胱のすぐ下にあり、精液を作って精子の働きを助ける臓器です。ここに炎症が生じると、排尿のしづらさや痛みを引き起こします。急性と慢性があり、急性は細菌感染が主な原因で高熱を伴うこともあります。
3か月以上続く慢性型は原因の特定が難しく、生活習慣の見直しを含めた治療が必要です。

腎盂腎炎

膀胱炎症状のあとにその細菌が尿管を遡り、腎臓に達して発症するのが腎盂腎炎です。原因菌の大半は大腸菌で、高熱・背中や腰の痛み・吐き気など全身に症状が及びます。
抗生物質で治療しますが、症状が重ければ点滴や入院が必要になることもあります。

精巣上体炎

陰嚢が腫れる、強い痛みがある、熱が出る。こうした症状に心当たりがあれば、精巣上体炎かもしれません。
尿道炎や膀胱炎の細菌が精巣の後ろにある精巣上体まで広がって起こる病気です。
膿がたまる、将来の不妊につながるといったリスクを避けるためにも、抗生物質の投与が必要になります。

尿路結石

尿路結石は、腎臓で作られた石が尿管、膀胱、尿道といった尿の通り道に移動して詰まり、激しい痛み、血尿、腎機能低下を引き起こす病気です。結石は腎臓で形成され、移動中に痛みを起こし、結石の場所によって腎結石、尿管結石などと呼ばれます。特に尿管結石は、尿管の狭い部分に引っかかりやすく、激しい痛みを引き起こすことが多いです。治療は、結石の自然排石を促す水分摂取、運動、食事指導に加え、痛みを和らげる薬剤や、石が大きい・自然排石できない場合の外科的治療などがあります。

小児泌尿器科

夜尿症

おねしょが続くと、親御さんは心配になるものです。5歳を過ぎても週2〜3回以上、3か月以上にわたって睡眠中におもらしが続く場合、夜尿症と診断されます。
夜間の尿量調節や膀胱の発達が追いついていないことが主な原因ですが、生活指導や薬物療法で改善を早めることも可能です。

陰嚢水腫

お子さんの陰嚢が腫れている。そのような気づきから来院される方が多い疾患です。陰嚢内の臓器のすき間に液体がたまることで起こります。乳幼児に多い先天性は、多くが1〜2歳までに自然吸収されるため経過を見守るのが基本的な考えです。
ただ大人になってから現れる後天性もあり、腫れが引かない場合は手術で対応するケースもあります。

停留精巣

本来陰嚢に下りてくるはずの精巣が、腹部や鼠径部にとどまっている状態です。
なぜ治療が必要かというと、陰嚢より温度が高い場所に精巣が留まることで、将来の不妊や腫瘍のリスクが高まるためです。

包茎

亀頭が包皮に覆われて露出できない状態を指します。乳幼児期はほとんどのお子さんがこの状態にあり、心配する必要はありません。
成長とともに自然と剥けるようになるケースが大半ですが、改善が見られない場合は、軟膏で包皮を柔らかくする方法や手術といった選択肢があります。

男性更年期障害

更年期障害というと、多くの人は女性の病気を想像すると思います。
女性の場合、女性ホルモンの分泌低下の影響は閉経という目に見える形で現れるためイメージしやすいのですが、男性の場合は閉経に相当するものが無く、男性ホルモンの分泌低下が比較的緩やかであることも相まって「男性更年期障害」という概念が認識されにくいと思われます。
男性更年期障害は単に男性ホルモン低下の影響だけを考えれば良いのではなく、加齢の影響、社会的ストレスの影響を考慮する必要があるため、最近ではLOH症候群(ロー症候群)(late onset hypogonadism syndrome 加齢男性性腺機能低下症候群)という概念で考えられています。
LOH症候群はNHK「ためしてガッテン」など、テレビ等でも取り上げられ、注目が高まってきています。
症状は多岐にわたり、多くの方がそれらの症状を年齢からくる衰えや、日々のストレス・疲れだと思い込み、我慢したり、気にせずに症状を放置しがちです。しかしながら男性ホルモンの低下は様々な臓器トラブルが発生し、病気の原因となっているとも言われています。男性の平均寿命が女性に比べて短いのはそのためではないでしょうか?

精神的な症状

うつ病・仕事が辛い・集中力が続かない・だるい・楽しくない・イライラする、など

身体的な症状

疲労感・不眠・筋肉痛・肩こり・頻尿・ほてり・のぼせ・手足の冷え・多汗、など

性機能の衰え

性欲がない・朝起ちの回数の減少、勃起力の低下など

上記に心当たりのある方にはセルフチェックをおすすめします

LOH症候群の診断には専用のチェックシート-AMSスコア(Heinemann’s aging male symptoms score)が用いられます。AMSスコアで27点以上は軽度の異常、37点以上は医療機関の受診が必要な中等度以上の異常が示唆されます。
下記PDFファイルを印刷して診察にお持ちください。

男性更年期障害チェックシート(PDF)

当院の泌尿器科で行う治療

外来手術

男性不妊手術(パイプカット)

男性避妊のパイプカットとは、精巣で作られた精子が精管を通り精液と混ざるのを防ぐため、精管を切断・結紮(糸で縛る)する男性の避妊手術です。この手術により、精子が精液に混ざらなくなるため、ほぼ100%の避妊効果が期待でき、性行為や射精、精力に影響はありません。精液も普通に出ます。手術は陰嚢皮膚に局所麻酔を行い、短時間で終了し日帰りも可能ですが、一度行うと元に戻すことは非常に困難なため、パートナーとの十分な相談と理解が必要です。

Merit

  • 高い避妊効果が期待できる。
  • ホルモンや性機能への影響がない。
  • パートナー側の避妊が不要になる。

Demerit

  • 保険が適用されないため、自費診療となる。
  • 基本的に元に戻すことはできない。(再手術可能だが、成功率は低い)
  • 避妊はできても、性感染症の予防効果はない。

スクロールできます

料金 治療回数/期間
男性不妊手術(パイプカット) 110,000円(税込) 1回/1日

仮性包茎手術

仮性包茎手術は、ペニスの先端に余分な包皮がある場合に切除して亀頭を露出させる手術です。見た目の改善や衛生状態の向上、早漏の軽減などが期待できます。
手術方法には切開する位置やデザインが異なる複数の術式があり、環状切除術と背面切開術があります。

Merit

  • 恥垢や臭い、炎症のリスクが減る。
  • 審美的な不安やコンプレックスが解消される。
  • 包皮の摩擦による痛みや早漏の軽減が期待される。

Demerit

  • 保険が適用されないため、自費診療となる。
  • 術後に痛みや腫れ、感染のリスクがある。
  • 仕上がりに個人差があり、見た目に不満が出ることがある。

スクロールできます

料金 治療回数/期間
仮性包茎手術(環状切除) 110,000円(税込) 1回/1日
仮性包茎手術(背面切開) 33,000円(税込) 1回/1日

真性包茎手術

真性包茎の手術は、局所麻酔を行ったうえで余った包皮を取り除き、亀頭を露出させる処置です。代表的な方法は環状切開術で、包皮を円状に切開し丁寧に縫合します。簡易的な背面切開術も可能です。施術時間は30分〜1時間ほどで、日帰りで受けられます。術後は腫れや痛みが出ることもありますが、数週間で回復します。

Merit

  • 保険適用の対象となるため、比較的安価である。
  • 恥垢や臭い、炎症のリスクが減る。
  • 審美的な不安やコンプレックスが解消される。
  • 包皮の摩擦による痛みや早漏の軽減が期待される。
  • 排尿時の痛みや不快感が解消される。

Demerit

  • 術後に痛みや腫れ、感染のリスクがある。
  • 仕上がりに個人差があり、見た目に不満が出ることがある。
  • 数週間の安静や性行為の制限が必要になる。

頻尿・尿失禁への電気治療

下腹部や臀部に貼付した電極から干渉低周波電流を流し、膀胱や骨盤底筋を刺激することで過活動膀胱の抑制や骨盤底筋の収縮を促す治療法です。痛みは少なく、衣服を着たまま行うことができます。この治療法は、過活動膀胱、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁に効果が期待でき、保険適用となる場合もあります。

Merit

  • 痛みや不快感が少ない。
  • リラックスして治療が受けられる。
  • 薬を使わずに症状を緩和することもできる。
  • 保険適用となる場合がある。(詳しくは診察時にご相談ください)

Demerit

  • 効果を実感するために、継続的な通院が必要である。
  • 施術部位の痛み、筋肉のけいれん、皮膚の刺激などが起こる場合がある。
  • 頻回に施行したい場合は自費治療になる(詳しくは診察時にご相談ください)。

スクロールできます

料金 治療回数/期間
頻尿・尿失禁への電気治療(保険診療) 200~500円(保険負担額による)(税込) 週に1~2回
頻尿・尿失禁への電気治療(自費治療) 770円(税込) 週に1~2回

※治療回数・期間:電気治療は、治療を続けることで効果が得られます。治療をやめると、効果がなくなります。